2006年 03月 27日
お気に入りゲームソフトのまとめ。
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僕は、くだいて言えばゲーマーである。
ゲームをよくするし、上手いほうだし、知識もまあある。
専門は任天堂で、それ以外のゲームはあまりやらないし、全然詳しくない。
よく、雑誌のファミ通やネット上でゲームレビューを目にするが、
それを僕もやってみたくなった。
でも、いざ考えてみると、簡単に10段階で点数つけて評価するのはとても難しい。
もっと複雑な思いがある。
そこで昔からこつこつと頭の中で整理してきた、
自分の中で評価の高いゲームをそれなりの方法で評価してみた。
実際に遊んだゲームの中から、
下記のようないろんな要素を考慮して、僕が、まとめた。
・おもしろさ(単純にゲーム、娯楽としてのおもしろさ)
・心地よさ(操作性、グラフィック、リズムなど)
・デザイン(画面デザイン、キャラデザインなどの視覚的なものに、システムや仕様も含めたゲ
ームデザイン)
・音楽(BGM、効果音などサウンドのよさ)
・つくりこみ(製作者からの熱意や細かい気配りや、ゲームバランスなどの完成度)
・味(いい味出しているか、センスがいいか)
・ボリューム(その通りボリューム)
・満足度(お金を払って買ってやってみて、どれだけ心は満たされたのか)
・はまり具合(熱中できて、長年やっても飽きがこない)
注意しなければならないのは、僕はそこまで多くはソフトを遊んでないということである。
9割以上任天堂ゲームだし、レトロゲームもあんまりだし、
もちろん気になったのしかあそばないしやりこまない。
だから他にいいゲームがあったりは絶対するだろうけど、
真剣に考えている以上、ここに挙げたゲームのいいと思う点には自信がある。
とりあえず4段階に分けて、その中では発売順に並べてある。
ゲーム内容の説明はほとんど書いてないので、リンク先のアマゾンなどの説明を読むべし。
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(見方)
■ゲームソフト名
:ゲームジャンル・対応ハード・会社・発売年
画像
◇選んだ理由、感想。
→リンク
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④よい、とりあえず紹介はしときたい作品
■スーパーマリオワールド
:アクション・スーパーファミコン・任天堂・1990年
◇スタンダードな横スクロールアクションで、僕のゲームの原点。
ここからゲームをやり始めた。
なんというかそういう思い入れが強いので紹介。
でも実際ボリュームもあり面白いと思う。
→スーパーマリオワールド
→アマゾン
→アマゾン(スーパーマリオアドバンス2)
■動物番長
:アクション・ゲームキューブ・任天堂・2002年
◇センスがとてもよい。
ピアノで演奏されたBGMがきれいなだけでなく、
シュールさも醸し出していてとてもよい。
サントラほしい。
→動物番長
→アマゾン
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③おもしろい、こりゃ確実によい作品。
■スーパーマリオ ヨッシーアイランド
:アクション・スーパーファミコン・任天堂・1995年
◇スーパーマリオ横スクロールアクションの最終作にして最秀作だろう。
小学生の僕には難しかった。
いまだ裏面まではクリアしきってない。
→ヨッシーアイランド
→アマゾン
→アマゾン(スーパーマリオアドバンス3)
■スーパーマリオサンシャイン
:アクション・ゲームキューブ・任天堂・2002年
◇マリオを動かして走り回っているだけでも面白い。
自由度が高く、自分のゲームの腕が上手くなっていくのを実感できる。
マリオが自分の思ったように動いてくれて、謎を解いたり敵を倒したり、
どんどんクリアしていくのはとても気持ちいい。
→スーパーマリオサンシャイン
→アマゾン
■ポケットモンスター ルビー
:RPG・ゲームボーイアドバンス・任天堂(ポケモン)・2002年
◇ルビーサファイアだけでなく、ポケモンシリーズ全部に言えることだと思うんだけど、
ポケモンは冒険をクリアした後が面白い。
やりこんでくるとRPGの冒険がなんかおまけ要素っぽく思えてくる。
これは子供のゲームとしてあなどってはいかん。ものすごく頭を使う育成ゲームだと思う。
ちなみに僕の可愛がっているポケモンは、
ベトベトンのGノーベル、ユレイドルのダーウィン、メタグロスのプラトン0である。
サファイアバージョンと合わせれば、
歴代の国内売り上げがスーパーマリオブラザーズについで2位のゲームソフト。
はまり具合でいえばもっともっと上位にいきそう。
→ポケットモンスター ルビー サファイア
→ポケットモンスター公式ページ
→ポケデックス250 ※ポケモンをしっかり育てるならここで勉強。
→アマゾン
■メトロイドプライム
:シューティングアドベンチャー・ゲームキューブ・任天堂・2003年
◇難易度高めのFPS。やり応えがあって、どきどき楽しい。
寂しい雰囲気の中、一人で謎を解き、敵を倒して、自分の使える能力を増やし、進んでいく。
撃ちまくって敵を倒していくけど、
暴力的なシーンがどうのこうののゲームには属さないので安心。
最近の任天堂は、脳のトレーニングとかでゲームらしくない方向でも人気を集めているが、
プライムシリーズは、ゲームに慣れている人や、
ヘビーなのやってみたいと思う人にこそ強く勧めたい。
2は1が終わった後にどうぞ。
→メトロイドプライム ※開いたら左側の赤い方。
→ほぼ日 宮部みゆきメトロイドの開発者に会う
→アマゾン
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②すばらしい、歴史に残る名作。
■星のカービィ スーパーデラックス
:アクション・スーパーファミコン・任天堂・1996年
◇ヨッシーアイランドと並んでスーパーファミコン横スクロールの傑作。
しかしこちらは難易度はそんなに高くないのに物足りなさを全く感じない。
何度遊んでも同じように楽しいし、2人プレイでも協力し合って盛り上がる。
作者もしっかり個性を詰め込んで完成させたと感じる。
カービィシリーズ、いや横スクロールアクションでは最高傑作だと思う。
欠点は、なぜか他のソフトに比べて記録が消えやすいことだが、
何度も遊べて楽しいので仕様かもしれない。
→星のカービィスーパーデラックス
→アマゾン
■スーパーボンバーマン5
:アクション・スーパーファミコン・ハドソン・1997年
◇意外に、ボンバーマンシリーズは音楽がものすごくいい。
そして、ボンバーマン5はシリーズ最高傑作だと思う。
ボンバーマンを楽しむなら、スパボン5を強くお勧めする。
これもサントラほしい。
→スーパーボンバーマン5
→アマゾン
■カービィのエアライド
:アクションレース・ゲームキューブ・任天堂・2003年
◇ワンボタンで簡単レースゲーム。
なのに今までのどのレースゲームより奥が深い。
マシンの個性付けが凄まじく操作までぜんぜん変わってくる。
タイムアタックで連続200週とかしてしまうくらいはまってしまう。
シティトライアルは、一人でも友達とでも楽しく遊べる。
今も現役でよくやるゲームで、全然飽きが来ない。
レースというよりアクション。
やっぱりサントラほしい。
→カービィのエアライド
→アマゾン
■メテオス
:打ち上げパズル・ニンテンドーDS・バンダイ・2005年
◇打ち上げ系おちものパズル。
でもパズルというよりアクション気分。
幾度となく四メモDXでも推している。
外での評価もとても高いし、いいとこだらけなのに、
バンダイ発売なことや知名度が低いせいで全然売れていないのが残念。
おそらく僕のゲーム史上一番はまったゲーム。
このはまり具合から考えると、殿堂入りゲームもかなわない。
サウンドのよさ、惑星ごとの個性、中毒性、デザイン…
良さをあげたらきりがないのでロングレビュー(左リンク)を読んで頂ければそこに書いてある。
では何が四の殿堂入りソフトまであがらない理由かと言うと、完成しきってないからだ。
桜井さんも言うように、やり残した感が結構出ている。
惑星ごとのバランスや難易度バランスもそうだし、もっといろんな要素も増やせる。
完成形でなくてもこんな状態だから、
(出ないけど)次回作が出たら、さらに恐ろしいことになるだろう。
それにしても桜井ゲームはどうしてこう肌に合うのだろう。
格闘ゲームに対するスマブラ、レースゲームに対するエアライド、
パズルゲームに対するメテオスと、
各ゲームジャンルに対する新しい面白さは、桜井作品で決まり。
→メテオス
→メテオス公式サイト
→メテオスランキング大会 ※メテオスのスコアを競うなら。
→N-Styles ロングレビュー
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①もういうことなし、四の殿堂入り。
■MOTHER2 ギーグの逆襲
:RPG・スーパーファミコン・任天堂・1994年
※ゲーム画面はMOTHER1+2のもの。
◇ふつうのRPGだが、よさはなんといっても独特の味、音楽、そして深さである。
音楽はこの時代のほかのゲームと比べれば歴然としている。
あと、糸井さんが作りきったと断言する作品ということである。
この位置に在るべくして在るソフトである。
とにかく、みんなにやってほしいRPGである。
おとなもこどももおねーさんも、である。
そしてその後には3も、である。
→マザー2
→ほぼ日 MOTHERの目次
→ほぼ日 ポケットにMOTHER
※マザー2をプレイした日記。7月18日辺りからが2。おもしろいのでぜひどうぞ。
→アマゾン
→アマゾン(マザー1+2)
■大乱闘スマッシュブラザーズDX
:アクション・ゲームキューブ・任天堂・2001年
◇もう次回作も望まない、スマブラシリーズ第2弾。
はまり具合はメテオスについで2位におちたとしても、やりこみは1位であろう。
事実上、キャリアがあるのも大乱闘だし、僕が上手いのも大乱闘だし、
友達とやっていて一番楽しいのは大乱闘だし。
2001年に買ってから、いまだにやり続けている。
まず、あほみたいにボリュームたくさんである。
本当に、あほみたいにボリュームたっぷりなのである。
そして、なんか無駄なとこにもこだわるくらいに、つくりこんでいるのである。
ゲームキューブで歴代売り上げトップで、大人気で、
批判する人もそれなりに多いソフトだけど、やっぱりおもしろい。
僕は感動シーンとかで全く1度もうるっときたことも無い人だが、
このゲームのサウンドテストを聞いて何度涙がこぼれたことか。
このなかの「マザー裏」という曲ほどいい音楽は、この世には存在しない。
操作は簡単で誰でも遊べる、といってもこういうのが嫌いな人にはやっぱり薦めれない。
しかしキューブもっとったら大乱闘DXくらいもっとらんと話にならんと思う。
あえて順位をつけろといわれたら、歴代最高ゲームはこのスマブラDXだと僕は答える。
→大乱闘スマッシュブラザーズDX
→速報スマブラ拳
→アマゾン
■ピクミン2
:AIアクション・ゲームキューブ・任天堂・2004年
◇大乱闘DXやマザーは確実にこの位置にくるものだとしても、
ピクミン2は純粋にゲームをやってみて、衝撃は無いにしても、いい、と感じたゲーム。
操作性やグラフィックやリズムなどが前作(ピクミン)より格段によくなりストレスゼロ。
さまざまな生物図鑑、お宝図鑑は説明が詳しすぎで見ているだけで面白い。
世界観がきれいで、うろうろ歩き回っているだけでもおもしろいし、本当にいい気持ちになれる。
とか言っているとピクミンのイメージから和み系のソフトっぽく思われるが、
全然そんななまぬるいゲームではない。
しっかり難しいとこは難しいし、敵にやられた時のかなしさは他のゲームには無いものになる。
ゲームとして面白く、操作しやすく、画面もきれい、音楽もすばらしい、
世界観がしっかりとあり、ゲームバランスも秀逸、
細かいとこまで作りこんであり、ボリュームもたっぷり、何度もやりたくなる…
いいゲームとしての要素を怠り無く備えている。
→ピクミン2
→ほぼ日 ピクミン2日記 ※ピクミン2をプレイした日記。
→ほぼ日 ピクミン2アートワークの世界 ※粘土で作られたピクミンの秘密。
→アマゾン
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(おまけ、人物紹介)
宮本さん:ご存知、マリオ、ゼルダ、ドンキーコング、ピクミンなどの生みの親。ゲームの神様といわれる、ゲームクリエーターの鏡。この人なくして、今のゲーム業界は無い。先日、フランスで勲章を授与された。1952年生まれの任天堂代表取締役専務。
→ほぼ日 じゅんの恩返し 宮本茂
→ほぼ日 2004対談 おおらかなことば
→ほぼ日 2005対談 訊くとたいへんよくわかる
桜井さん:カービィ、スマブラ、メテオスなどを生み出したクリエーター。この人の手がけたゲームで僕が遊んだものは、間違いなく面白く、今もはまり続けているものばかり。メテオスを作るちょっと前まではハル研究所でゲームを作っていたが、その後退社し、現在フリー。1970年生まれ。サインを書くのを嫌う。
→ひそかにレポート
→速報スマブラ拳 音楽スタッフ座談会
→ハル研究所
→アマゾン ゲームについて思うこと
糸井さん:ほぼ日主催のMOTHERの生みの親。いろいろやっている人。
→ほぼ日 これまでの秘密基地 ※任天堂関係のコンテンツいっぱい。
→ほぼ日 MOTHERの気持ち
→ほぼ日 MOTHERは音楽の鬼だった
→ほぼ日 どせいさん語翻訳講座
by taraijabu4
| 2006-03-27 19:28
| ◆任天風味